なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

怖がられるよりましか

これまで、どうもなめられやすい人生で困っていた。東京に住んでいたときは、ぶつかりかけたサラリーマンに舌打ちされるのなんてしょっちゅうだった。なぜか不機嫌なコンビニ店員の女の子が、無言でバーコードリーダーを突き出してきて怯えたこともある。でも最近は「怖がられるよりましか」という気持ちが強くなった。

正規雇用で就職してしばらく経ち、年上のパートさんから遠慮されることが増えたように思う。入ったばかりは教えてもらうことが多かったのでそこまででもなかったが、最近は「何十歳も年下の新人」というより「正規職員」として見られているのだと思う。それはもちろん、私が成長したということなのかもしれないけど……職場で話しかけにくいオーラを放っていないか、偉そうでないか心配になる。

私は長い間学生をやっていたので、非正規雇用の人の遠慮もよくわかる。多分、正確には私に怯えているわけではなく「(正規の)職員さんは今忙しいかな」という気持ちではないかと思う。よくわかるだけに、なんだか寂しい。距離を感じる。

そう考えると、立場が偉すぎたりクレーマーだったりして怖がられるより、店員さんから塩対応されるほうがましな気がする。アルバイト研修生の練習台にされがちな人生のほうが、避けられるよりずっといい。

 

 

久しぶりにブルー

なんだか昨日の夜から落ち込み始めて今日もテンションが上がらず、久しぶりにずっと部屋を暗くして寝ている。寝たり起きたりで悪夢ばかり見る。最近何かとよく活動していたし、昨日も出かけていたから疲れたのかもしれない。はたまたPMSか。多分、どちらでもある。

昨日の洗濯物を片付けていないな、部屋がごちゃごちゃしている、また太ったなあ……と考えていたら心と体が重くなっていた。こういう日は無理をしないで、休むに限る。明日また元気に過ごせるように、今は充電中だと思おう。

 

食欲の秋

まだ暑いけれど、私の中で食欲の秋が始まったらしい。平日は仕事があるからいいものの、休日で何も予定がない日はとにかく何かを食べている。毎日チートデイみたいなカロリー摂取で、また体重が増えた。

それにしても、芋系スイーツの誘惑は凄い……。ミニストップの紅はるかアイスやごろんとした蜜芋がのったアイスクリームがとても美味しかった。安納芋もいいけど、個人的にはくせがなくて甘みが強く感じる紅はるかのほうが好きかな。でも、セブンイレブンの安納芋ようかんには一時期ハマっていた。

7月頃夏バテしすぎて反省したので、今は宅配冷凍おかずのサービスを利用している。あすけんのアプリを使っていると、「初回〜円オフ」というキャンペーンをよく見かけて気になっていた。自炊よりは割高なんだけど、仕事を終えて空腹の状態で無駄遣いをするよりはバランスがとれた食事ができていい感じ。

最初は色んな宅食サービスの初回割引をはしごしようと思っていたけど、比較的お手頃なところとお高めだけど美味しいところの二つを見つけて満足してしまった。宅食サービスって、絶賛レビューが多くて実際のところどうなのかわかりにくいけど当たりだった。味の好みもあるしね。

色んなメニューを食べたら、ブログでレビューしてみようかな。

夏風邪とこれから

先週ぐらいから、PMSなのかだるいなあ〜と思っていたら今週始めにしっかり夏風邪を引いた。風邪気味でだるかったのか、PMSで弱っていて風邪を引きやすい状態になっていたのか謎。コロナやインフルでないかの検査をするのに時間休をもらっただけで、あとはなんとか働いた。いつもなら無理せず休むのだけど、今夏は軽い熱中症などで休みをもらうことが多かったので……少しだけ無理をしてみた。

数日薬をのんで、今日一日ほとんど寝て休んでいたらだいぶ回復してきた。息苦しくないって素晴らしい、食べ物をすんなり飲み込めるって素晴らしいと健康のありがたみを実感している。

今夏は体調を崩すことが多くて、生活習慣を改めないとなと反省。年をとっても、いかんせんガッツリ系の食べ物が好きだし、ストレス解消法が食。でも、金銭的にも心身の健康的にもいよいよこの食生活を改善しようと思い始めた。

数年前にやめてしまったナッシュをもう一度やろうか悩んでいたら、アマゾンのスマイルセールで同じような冷凍宅食を見つけた。正直言って、かの有名なナッシュも味は普通で値段は高かったので、味はそんなに期待していない。でも、退勤後空腹でスーパーに行く危険さを嫌というほど思い知ったので、思い切って10食分頼んでみた。朝も、お腹が空いたときに近くのコンビニに行く危………ということでみそ汁の12食セットを購入。自炊が一番いいのだけれど、何しろこの世にはやりたいことが多すぎる。ここ数ヶ月食費を使いすぎた&太ったので、この取り組みと毎日の筋トレで痩せられるといいなと思っている。

おいしくて身体に悪いものって、食べた瞬間はいいんだけど中毒性があるなあとつくづく感じる。身体にいいものだけ食べることできないけど、せめてあすけんのお姉さんを泣かせないように頑張りたい。

 

SIXPADのヒップフィットを1ヶ月使ってみた感想

お盆休みもあっという間に終盤。休み前にはあれやこれやと計画していたけど、計画通り行くはずもなくのんびりしていた。でも帰省してお墓参りに行ったり家族と話したり、ライブや映画に行ったりとなかなか充実していた。

今日は、ここ1ヶ月使っていたSIXPADのヒップフィットのレビューを書いてみる。

ヒップフィットとは、電気を用いて筋肉を刺激して(EMS)、はくだけで筋トレができるよーというグッズ。なんと39,600円。

シックスパッド ヒップフィット(Hip Fit) わたしはヒップを、はいて鍛える。 | SIXPAD公式サイト

EMSといえば、腹筋を刺激するグッズもあるのでそこそこ有名かと思う。

私はヒップフィットを買ったわけではなく、雑誌の懸賞が当たって使い始めた。いつもは@cosmeの懸賞に応募しているけど、ファッション雑誌の懸賞は応募に時間がかかる&当たったことがなかったので、高額で気になるものだけ応募していた。

 

1ヶ月使ってみて、「使ってよかったけど、自分では買わない」というのが正直な感想である。3ヶ月ぐらいで効果がわかるという書き込みもあったので、もうちょっと長く使ったら感想も変わるかもしれない。

 

良い点は、思ったより手軽に使えて筋肉が刺激されている感覚もあるところと、ヒップケアが楽しくなるところ。昔はこの手の商品は専用のジェルを塗って使うものが多かったらしいが、ヒップフィットはお尻を濡らせばOK。お風呂の前にリモコンを充電して、風呂上がりにお尻が濡れた状態で履けば手間が少ない。刺激は20段階調節できるからそのときの自分にちょうどいいレベルが選べる。

何より良かったことは、「お尻を育ててみるか」という気持ちを盛り上げてくれるところ。私は『腐女子のつづ井さん』というエッセイ漫画でつづ井さんがヒップケアを極める話が大好きなのだけど、同じような気持ちになる。「ヒップフィットやったし、お尻の保湿と筋トレもやっておくか」と思える。

「自分では買わない」と思った理由は、コスパが良くないと感じたから。ヒップフィットは1日1回(23分)使うことが推奨されている。公式サイトを見るかぎり、筋肉を鍛える効果はあるようだけど、短期間で目に見えてお尻が引き締まるわけではない。さすがに39,600円で補助的な筋トレグッズを買うのは、ハードルが高い。2万円弱でトレッドミルが買えることを考えると、高い。ヒップフィットを買うなら、ダンベルや縄跳びやトレーニングウェアを買ったほうがいいのではないかと思う。EMSは高齢者のリハビリに利用されているそうなので、一般的な筋トレをするのが難しい人にはいいだろう。

kanekoayanoとカネコアヤノ

昨日はkanekoayanoのライブに行ってきた。前に行ったのはカネコアヤノ弾き語りライブだったし、正式にバンド体制になってから見るのは初めてだった。

当日電子チケットの席番を確認したら、なんとかなりの良席。ライブではどんな席でも楽しめるほうだけど肉眼でもメンバーがはっきり見える席だったのはうれしかった。

今回は、大雨の影響で当日の昼まで開催できるかわからない状況だった。それでもなんとか開演できたという事情があって、アヤノちゃんのMCにも感情がこもっていた。

「石の糸」のアルバムには、正直「祝祭」や「燦々」ほどには衝撃を受けていなかった。もしかしたら私の思う「カネコアヤノ」の何割かは脱退した本村拓磨さん成分だったのかもしれない。

その真偽はともかく、kanekoayanoはこれまでのカネコアヤノとは違う新しいバンドだと、ライブを見て改めて思った。もちろんkanekoayano名義になっても昔の曲は演奏するのだけど、バンドとしての一体感が増したように思えた。インタビューで、たしか林さんが「前よりも意見を言えるようになった」と話していたと思うけど、それがパフォーマンスにも影響したんだろう。何より演奏している全員が楽しそうで、生き生きしていた。盛り上がりも凄かった。歌声の力強さや安定感も増していた気がする。

正直なところ、私はまだkanekoayanoの音楽に慣れていないし、カネコアヤノ時代のほうが好きかもと思った。だけど、ライブに行ってそのパワーに圧倒された。また次もライブに行きたい、追いかけたいと思った。

 

久しぶりの大そうじ

ブログはちょうど1ヶ月ぶり。しっかり夏バテしたり阪神が11連勝したりボーナスが出たり投票に行ったり、色んなことがあった。

今日は久しぶりに平日の有休。これから連休でのんびり……とはならず、家電の取り付けの人が来るので朝から必死にそうじしていた。日頃からしておけばいいんだけど、サボってしまう。きれいになると心まですっきりする感覚がある。そして実は今取り付けてもらっている真っ最中なのだけど、こういう時間っていつもどうすればいいのか気まずい。さすがに布団でゴロゴロしてYouTubeを大音量で見るわけにもいかず、かといって作業を凝視していたら相手もやりにくいだろうし、とブログを書いている。

家電の取り付けや家の修理で来る業者の人は、なんだかお医者さんに似ている。頼んだほうは自分の恥ずかしいところを見られるとやたらと緊張するけど、向こうは慣れっこなのでどんどん仕事を進める。ちょっと婦人科で検査を受けたときのことを思い出した。

ここ最近、家電だけでなく色んなものが立て続けに壊れた。ボーナスのありがたみをかみしめている。