突然の吉報に驚いた。
小室哲哉、引退後初のラジオ出演で創作意欲を明かす 「このままのんびりしている場合じゃないかな」（リアルサウンド） - Yahoo!ニュース
この不倫問題が話題になっているタイミングでのこのこ(失礼)出演するのが小室さんらしいとか、また秋元康氏絡みかい！とかお金や離婚調停の問題はどうなったんじゃ〜globeはどうなるんじゃ〜とつっこみながらも、やっぱりうれしい。「ときにはわがままだったり道を外して怖いけど 結局すごくやさしくて」(YOU ARE THE ONE)みたいなことですかね。小室さんがやさしいかどうかは知らないけれども、globeを始めとして彼の曲や歌詞に何度も救われてきたから。いつにもましてオタク感満載な文章になってしまい申し訳ない。だけど本当にうれしい。
実は昨日、偶然小室さんが音楽を担当した『SUNNY 強い気持ち・強い愛』を見ていた。ネタバレあり。
この映画は、韓国の映画『サニー 永遠の仲間たち』のリメイクだそう。末期がんになった高校時代の友達芹香のために、主人公の奈美は昔の仲良しグループ「SUNNY」のメンバーを探すことになる。アムラー全盛期の90年代に青春を謳歌していた面々も、今では夫の浮気に泣いたりブラック企業に勤めていたりアルコール依存症になっていたり……。途中学生時代の悲喜こもごものエピソードが入りつつ、最後は芹香のお葬式をきっかけにみんな再会できたのでした、という話。
正直、所々ベタすぎて乗れなかったり「登場人物を不幸にして見せ場を作るなよ」というシーンが多かったりしたんだけれども、全体として嫌いになれない作品。お涙ちょうだいかよと言いながら号泣してしまうタイプの映画。高校時代と現在を演じる役者さんがそれぞれ面影があるようにキャスティングされていたのも良かった。グループ1の美女役の池田エライザちゃんだけ高校時代・大人役両方やっていて、いくら老けメイクでも違和感があったけど、個人的には正解だと思う。最後しか出てこないし高校時代の高嶺の花設定でハードルが上がりまくっていたし……。あと高校時代の奈美役の広瀬すずちゃんは田舎者感が素晴らしかったし、エライザちゃん演じる奈々と本音を語り合うシーンも好きだった。裕子役の小池栄子も元々好きだし、怪しさ満点だけど最後は涙ぐんでいる興信所のおっちゃん(リリー・フランキー)も良かったし、なんだかんだ好きなシーンも多い映画だった。
