なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

Kindleのタブレットを買う

(映画『21世紀の女の子』のネタバレが少しだけあります)

タイトル通り、Kindleタブレット(とカバーと防護フィルム)を買ってしまった。一番安価なモデルだけど広告なしにしたので、価格は少し上がった。カバーは純正品ではないものにして、もろもろ合わせて13500円ほど。私にはけっこうな買い物だ。タブレット持ちは別の階層の人だと思っていたけど、インドア人間にとっては値段以上の価値があるかもしれない。

Kindle unlimitedが3ヶ月無料でついてくるオプションを知らずに、今日unlimitedに登録してしまった間の悪さよ。でも、すでに登録している人は次の月から無料期間が始まるらしい。安心。
ちなみに、些細なことだけど、Kindleを買うまでには私のなかで色んな心の動きがあった。
まず、ここ数日通販で洋服を買おうとしていた。仕事は在宅の日が多いので仕事用の服はいらないけれど、そろそろうれしくなるようなワンピースが欲しかった。買う直前になって、「でもこの通販サイトうさんくさいなあ」と思って調べてみたら、どうも詐欺サイトらしかった。ここで、なんとなく1万円ぐらいお金が浮いた、ような気がした。その分他のものに回せるなという陽気な気持ちになった。
次に、サブスクの整理をした。私はサブスクの更新日にだけはやけに几帳面にメモしていて、毎月更新するか考える。今日はアマプラを止めて、Kindle unlimitedに入ることにした。さっそく水木しげるに絵柄がそっくりな、ドリヤス工場さんのこの本を読み始めた。アンデルセンの「雪の女王」のカイとゲルダが思いっきり水木しげるのキャラクターの顔なので、全然北欧感がなくて笑った。
しかし、スマホだと画面が小さい。Kindle unlimitedで読みたい本が今のところ20冊はある。それ以外でも、電子書籍を買うことは少なくない。これは……私はgo toキャンペーンで旅行に行かないし、ここでお金を使えばいいのでは……? というのは後付けで、要は目にやさしくて快適な読書がしたくなった。
長くなったが、とにかくKindleを買った。

さらに余談。
アマプラで、『21世紀の女の子』というオムニバス映画の、「OUT of FASHION」だけを慌てて見た。モトーラ世理奈ちゃんが出ているから。見ながらメモ帳に感想を書いていたけれど、「モトーラ〜〜〜〜〜」「かわい〜〜〜〜〜」「モトーラちゃん〜〜〜〜〜」という感想が9割を占めていた。服飾専門学校に通いながら読モをするララ(モトーラ世理奈)が、卒業した憧れの先輩に会ったら変わり果てていたという話。
先輩が「インフルエンサービジネスやんない?」「卒業してもデザイナーになれるのは一握りだし、現実見たほうがいいよ。いつまでも夢追ってると婚期逃すよ」「大体自分のことかわいいって思ってる自意識の人間はものづくり向いてないよ」などなど、短時間でひどいワードを繰り出すので凄い。おそらく、美術系や服飾系の学校ではよくあることなんだろうな〜というリアリティー。ララが独白で言いたいことを全部言ってしまうのが味気ないな、と思いながらも、モトーラちゃんが最高なので万事OKと思ってしまった。