去年の3曲はこちら。
去年もそうだけど、単純に聴いた回数が多いというだけではなくて、記憶に残っている3曲を選んでみた。
・宇多田ヒカル「光」
毎年よく聴くけどやっぱり良いな~としみじみ思う。こちらの歌詞では「今時約束なんて不安にさせるだけかな 願いを口にしたいだけさ 家族にも紹介するよ きっとうまくいくよ」とちょっと渋ってる恋人の背中を押すような雰囲気なんだけど、英語ver.の「Simple and Clean」では「君を愛してるけど、それは父親に会わなくちゃいけないってことじゃないでしょ。成長すれば君にもわかるよ」と言いくるめられる感じで、けっこう不穏な内容。
私はこのSimple and Cleanの男性みたいな発言を昔してしまったことがあって。これは人によると思うけど、私の場合は「そこまで思いきれるほど相手に愛情がないけど、まだ別れる決断をするほど冷めてもいない」感情をごまかしてたなと反省している。言った当時はそんなつもりなかったけど、振り返るといわゆる「だめ男」みたいな言動でよろしくなかった。でも実際以上に露悪的にふるまうことで自分への期待のハードルを下げたり、人に許してもらおうとしたりするのはやめたので、私は誠実なときも不誠実なときもあるということで……。来年はもう少し人に誠実でいようという抱負あり。なぜか「光」の感想が自省の文章になってしまった。
・EXO「Tempo」
[#D.O. Focus] EXO 엑소 'Tempo' @COMEBACK SHOWCASE
常にDon't mess up my Tempoみたいな心境なのか、何テンポも遅れてはまる。2020年の前半にヘビロテしていた曲。Gravityも結構聴いた。そろそろギョンスが兵役から帰ってくるのがうれしいです、ということで今日も聴く。
・KID FRESINO「Cats&Dogs(feat. カネコアヤノ)」
KID FRESINO - Cats & Dogs feat. カネコアヤノ (Official Music Video)
宇多田ヒカルのtravelingを金曜午後に聴くのと、この曲を週末の終わりに聴くのはファンとしての積徳と言っていい。実際に、仕事が始まる前日の夕方に散歩しながら聴くことが多かった。「もうこんな時間になるんだね 一日が終わってしまう」と心から思う。この曲は落ち込んでるときやだるいときも聞きやすくて、すっと入ってきた。「君のこと嫌いにならないように頑張ってる、こちらは」の「君」に人生や生活や好きな人や、色んなものを当てはめた一年だった。
よいお年を。