なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

「いつもあなたの森は遠い」

音楽であれ本であれ、あるものを好きになる時機はふいに訪れる。好きになってから振り返ると「確実に自分の好みに合うのに、なんで初めて聴いたときははまらなかったんだろう」と不思議に思うときもあるし、「前までは苦手意識があったけど、なぜか今はしっくりくる」というときもある。最近ぼちぼち聴いているUAは後者。苦手と思っていたものを好きになる瞬間は運命的で恋に似ているような気がする。友達に「こういうの好きなの意外」と言われたり「明らかに○○(私)の好きそうな感じだよね」と言われたり、他の人の反応が予想できないのも似ている。不思議だ。

最近突然ドイツ文学を読み始めたし、そのうちかなり縁遠いイギリス文学にも手を出して、シェイクスピアを好きになるのかもしれない。いつかヒップホップにはまるのかもしれない。


UA - 情熱 (Official Video)