なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

ざらついた顔で漫画を読む

※途中、『女の園の星』(2)と『ふたり明日もそれなりに』(5)のネタバレあります。

土曜日のお昼から家にいる予定だったので、ふと思い立って一日顔に何も塗らないで過ごしてみた。昨日の午前中に化粧をして落として、夕方に石鹸で顔を洗ったけど、それ以外は何もつけなかった。そのうえ、土曜日だからとカップ麺とスナック菓子とカフェオレを好きなだけ摂取した。今日、このうえなく顔がざらついている。非常にだらだらした気分になるし肌にいいのか悪いのか不明なので人におすすめできないけど、新鮮だった。たまにはでこぼこざらざらしているのも面白い。
そんなざらついた顔で漫画を読んだ。漫画喫茶でまとめて読んだほうが経済的なんだろうけど、なにぶんこういうご時世なのでと言い訳して電子書籍を購入。 

・『女の園の星』(2)
小林先生の弟が出てきてびっくり。表紙も含め、いろんな小林先生が見られる巻だった。珍しくへこんでるところとか対身内のくだけたところとか。バレー部キャプテンの若尾さんがクールかつ恋する女の子なのがかわいい。若様って呼ばれているのも良い。各キャラの顔が似ているので、沢山出てくると少し混乱する。
漫画全体に流れているギャグ漫画らしからぬ静かな雰囲気が好き。絵がなんとなくホラー調というか、伊藤潤二っぽいのも好み。

・『ふたり明日もそれなりに』(5)
好きなほのぼの同棲漫画が終わってしまった……。さみしい。優弥のお母さんが優弥そっくりで、一見冷たそうなのにすぐあわあわするのが好き。それぞれの親子やきょうだいの似方が絶妙だったり、脇役のゆんちゃんがぶりっ子キャラだけど良い子だったり、細部のこだわりを感じる作品だった。課長の恋路が気になる。すさんでいるときに読むとへこむぐらい素敵な主人公カップル。