なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

6月、始まったー!

(ちょっと追記&訂正しました)

タイトルは「サンドウィッチマンのラジオやらせろ!」の富澤さんのテンションで読んでほしい。5月の終わりに一か月のよしなしごとを徒然に書こうと思っていたら、もう6月になっていた。今週のお題は「わたしのプレイリスト」らしいので、最近よく聴いていた音楽を並べつつふりかえる。

 

・カネコアヤノ

5月の間に「よすが」ツアーに行った。遠征する予定だった公演が延期に次ぐ延期、ついには中止になったけど、地元公演のチケットが取れた。しかもリセールのサービスを利用して、1桁台、しかも真ん中あたりの席でアヤノちゃんを見られた。初めて見るカネコアヤノがこんなに近いなんて。ちゃんといるんだ…やっぱりカネコアヤノバンドの面々に囲まれていると小柄…と思っていたのに、歌い始めると頼もしくて大きく見えた。

最新アルバムのなかでも好きな「抱擁」や「孤独と祈り」、「栄えた街の」などが聴けたし、定番の「アーケード」も生で聴くとひときわすばらしい。オンラインライブを沢山見ていたけど、やっぱり実際に行くライブは全然違う。声を出してはいけない、拍手だけでレスポンスするようなライブだったけど、地蔵の私にはちょうど良かった。

 

・Men I Trust


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相変わらずTailwhipが好き。ブログの説明文のところはThis country dog won't die in the city.という歌詞をもじっています。

#043 和訳:Men I Trust - Tailwhip | rokmeiのブログ

この曲って、住み慣れた場所で暮らすことを(多分)ポジティブに解釈している歌詞で。子供時代のホームビデオみたいな映像が途中に入っていて、懐古的な雰囲気もある。「この田舎の犬は都会では死なない」という部分が、「死ねない」でも単なるdon't(ここではdoesn'tか)でもなく、意志を感じるwon'tなのも印象的。私は田舎とも都会ともつかない場所に生まれて、上京していた経験もあるけれど、ここまではっきりとは言い切れないと思った。だからこの歌詞を知ったときに、懐疑的な気持ちになると同時に、そこまではっきり言えるかっこよさにひかれた。それと、歌詞のわりに曲はちょっと都会的なムードがある。カナダのバンドなのもこの曲の世界観に影響しているのかも。

 

宇多田ヒカル

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新曲だ~~~~うれしい…。最近リリースのペースがはやい。ハッピー。同じメロディーをくりかえすタイプの曲が好きなので、この曲も好み。昔のヒカルちゃんの歌詞は不遜にも「それほんとに思ってる? ちょっと強がってない?」と感じるものが多くて、そこもまた好きなんだけど、久しぶりにその系統の曲。「荒野の狼」もそうかな。「心の穴を埋める何か 失うことを恐れないわ」という歌詞がたのもしい。そのうえで終盤に「さいころ振って一回休め 周りは気にしないでOK」と歌うやさしさ。好き…。

「王座になんて座ってらんねえ 自分の選んだ椅子じゃなきゃダメ」は初期の曲「Parody」の「自分の靴しか履けない それで歩けるんだからいい」と重なる。

 

・EXO

アイドルについて「全然年とらない!」という賞賛は個人的に苦手なんだけど、それでも言いたい。ギョンス2014年あたりからタイムスリップしてきた?

余談ですが、「EXO 平昌オリンピック 坊主の人」という検索ワードでこのブログに来てくださった方がいたみたいで、とてもうれしかったです。そのワードを見るたびにいやし。

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