なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

病状悪化

<OD、自死の話が出るので余裕のある方だけ読んでください。>

 

 

 

 

復職以来、多少の不調はあれずっと回復していた病状が悪化している。きっかけはよくわからない。2月頃から色々な環境の変化があって、疲れていたのかもしれない。良い変化も悪い変化もストレスになるというのは、聞いたことがあった。

卵が先か鶏が先か、恋人との仲がぎくしゃくし始めた。ささいな冗談にうんざりしたり、会話の中でいらいらしたりすることが増えた。相手はいらいらしている感じはなかったが、私から他の予定を入れたり体調が悪いからと言ったりして距離を置いていた。ある日イライラが限界になり、距離を置きたいと言った。不満の原因について、恋人は謝ってくれた。でも、「実は、~~と感じて冷たい反応を取ってしまったことがあった」と彼が正直に話してくれた内容が私にはとてもショックだった。今まで誰にもそんなことを言われたことがなく、悲しく怒りもあった。彼は距離を置くのはやめてほしいと言って、私はそれを断った。彼の言うとおり私も配慮が欠けていたところがあった。でも、ショックや怒りは自分の中で大きくなりすぎて、散歩をしても電話をしなくなっても発散されなくなった。

ある日散歩をしていて、またそのショックについて考えて、傘を地面にたたきつけたこともあった。仕事のときはなんとかなっていたけれど、夕方以降はいらいらして仕方なかった。散歩から帰って、思わず恋人に「死にたい」と恨むようなラインを送りすぐにブロックした。寝る前の薬が沢山余っていたので、それを全部のんだ。何錠かはわからない。彼はすぐに警察を呼んで、タクシーで家に来た。私は大学生のときにひどい精神状態になり自殺をほのめかすことがあったけれど病院に通っていなかったので、ODは初めてだった。ぐっすり寝ていて、もう少しでドアを壊して入るところだったらしい。死ぬつもりはなかったけれど、どうでもいいと思って、何も考えずのんでしまった。眠気とめまいがひどく、彼に車で病院に連れていってもらったときも色んなところに身体をぶつけそうになった。一日ぐらい記憶があいまいで、一日休んだと思っていたけれど二日休んでいた。とても怖かった。

以前、「いつでも死ねるように」とどこかで思い、余った薬をためていた。でも症状が良くなり、「そういえばそんなことを思っていた時期もあったな」と懐かしくなりながら、4月頃に不要な薬を全部捨てていた。捨てていなかったら死んでいたかもしれない。本当に助かって良かった。

恋人とたくさん話し合い、笑って、休日にはうれしくて食べ放題にも行った。が、その翌日の今日は食べすぎで一日嘔吐していた……。そのせいでメンタルが落ち込んで、ささいなことで泣き、うつ病では子供はもてないのか、私は今子供がほしいのか考えこんでしまった。でも、ODで死んでいたら、恋人が買ってきてくれた経口補水液をのんだり雑炊を食べたり、吐き気がする合間にラインして笑ったり、悩んだりすることはできなかった。生きていて本当に良かった。

明日は病院に行く。病状が悪化して不安ではあるけれど、また少しずつ元気になりたい。