毎月覚悟はしていてもPMSは来る。もちろんその時期に抱えているストレスによって症状の程度は変わるものの、今月も元気にやってきたらしい。子どもがほしいと思っていないにもかかわらず律儀な身体だ。もう慣れたもので、PMSに合わせて予定を減らし有給も取った。というわけで深夜にブログを書いている。
今日は仕事でちょっとしたもやもやが発生した。これまでもやもやイライラしたときは好きなyoutube動画を見て好意的なコメントをするようにしていた。反応が返ってくるかどうかはどうでもよく(来ればもちろんうれしいけれど)、アンチコメントに落ち込んだ本人やファンの励ましになればと思う。
今日は、その発展形として、ブックサンタとユニセフ募金にわずかながら寄付した。去年「経済的に困窮した家庭の子どもに本を届ける」ブックサンタという活動を知って、本を寄付した。そうしたら、少ししてブックサンタの活動で本やケーキを受け取った子どもや保護者の声が掲載されたメールが届いた。ブックサンタの活動で少し生活が豊かになった人がいると実感できてとてもうれしかった。そういうわけで、今日はブックサンタと、一番メジャーであろうユニセフに募金をした。
私は上記のような行為をエゴイスティック善行と呼んでいる。一見悪いことのような字面だけれど、善行と言っていいだろう。ただ、動機が少し不純なだけである。普段困っている人がどこかにいるのはわかっていても、その人たちの気持ちはほとんど考えられていない。気分がもやもやイライラして、自己肯定感が揺らいでいるから「いいことをした」という実感が欲しくて善行におよぶ。エゴイスティック善行だ。
でも、エゴイスティックが過ぎておせっかいになってしまうと、エゴイスティック善行の要件は満たさないと思う。ちょっと不真面目なのを売りにする大学生youtuberに「あなたのためを思っていうけど、ちゃんと授業を受けたほうがいいですよ」とコメントをしたらただのエゴイスティックで無駄なアドバイスである。
その点youtuberに好意的なコメントを書いたり、募金をしたりするのは善行である。もちろん、好意的なコメントがかえって本人のプレッシャーにつながる可能性があるとか、募金したお金が不適切な用途に使われているかもとか、全ての人が救われるわけではないとかそういった異論はあるかもしれない。でもエゴイスティックアンチコメントorアドバイスよりはよいと思ってやっている。