※人の死について書いているので、精神的に余裕のある方だけお読みください。
昨日、お世話になった先生が亡くなった話を書いた。実は私自身はまだ先生が亡くなってから診察に行っていなくて、一緒の病院に通っている人から話を伝え聞いただけだ。今週末診察に行ったら、看護師さんや代理の先生から今後について説明を受けると思う。
病院に行ったら、先生がもうここにはいないと改めて実感する気がして、それを考えるだけで気持ちが落ち込んでしまう。先生以外変わらない空間で、先生だけがいないことを想像するだけでつらい。しかも、それはこの間診察に行ったときに思い込んでいたみたいに、「いつか帰ってくる」のではなくてもう帰ってこないのだ。
病院に行こうが行くまいが先生が亡くなった事実は変わらないので、こんなふうに感傷的になっても意味がない。でもどうしようもなくて、今日の休みはほとんど一日布団に横になっていた。
私自身は、ここ最近はほとんど健康だった。でも、患者さんの中には生きる希望を失って死にたいと話している人もいたかもしれない。もうすぐ死ぬかもしれないと思いながら、生きる希望をなくしている人と話すのはどんな気持ちだったのだろう、と少し考えた。
こんなふうに落ち込むことを先生は望んでいないだろうと思いながら、まだ整理しきれていない。