なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

寝転んでネットフリックスを見る

土曜日はなんだかんだ一日中ゆっくりしていることが多い。
今日もクィア・アイを見ていた。以下ネタバレあります。
シリーズ1の3話でターゲットになった男性コーリーさんの話は、見ていて考えさせられた。ファブ5が自宅に来たときに結構目立つ場所にトランプグッズが置いてあったのには驚いた。カラモがトランプキャップをかぶって、「黒人でこれかぶったの僕が初めてじゃない?」ってジョーク飛ばす場面もありつつ。それでふと思い出したけど、ニュースでトランプ派の集会の映像を見たら、トランプの後ろに黒人の支持者が映っていて意外だった覚えがある。でも、過激な差別主義者だけが支持しているならトランプは大統領になれなかっただろうし、この話にでてきたコーリーさんも警官で、良識ある市民という印象だった。トランプ支持者の中では、「トランプ」と人種差別、移民排斥というのは必ずしもすぐに結びつく言葉ではないのかもしれない。「トランプには過激で賛成できない発言もあるけど、国を良くするためにある程度の強い姿勢は必要」と思っているような、いたって善良な、やや保守的な人たちの支持が厚いのかなと想像した。ターゲットのコーリーさんとカラモが黒人と警官の問題を直接話し合っている場面が印象的だった。