なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

サンドウィッチマンのラジオ

セクシーな芸人ランキング(コメウソ内)では、サンドウィッチマンの富澤さんとナイツの土屋さんが競っている。どうでもいいけど、私のHNがコメウソだったのを忘れかけていた。
今日、「サンドウィッチマンのラジオやらせろ」の12月17日分をきいていたら、富澤さんが珍しく恋愛について語っていた。リスナーの20歳男性の相談に答えてのことだった。そのリスナーさんの悩みはこんな感じ。自分はゲイで、好きな年上男性がいる。その男性は、女性に性的な魅力は感じないけど、女性と一緒にいるのは好きだし子供がほしいので、結婚願望はある。でも、男の中では自分(リスナーさん)のことが一番好きだと言ってくれる。自分は好きな気持ちに従うべきか、深い関係になるのを避けるべきか。
富澤さんは、「付き合ってみてもいいんじゃない。もしそれで、相手に結婚したいから別れようって言われたらそれも経験になる」「保証なんてないじゃない、恋。結婚したって別れることもあるし」と答えていた。その答えがなんとも良くて、ぐっと来た。
サンドウィッチマンって、わりと男子校っぽいノリのホモネタをたまにやる印象があって。大好きなコンビだし、本人たちに悪気があるわけじゃないけどもやっとしていた部分があった。このラジオでも伊達さんが「でも一時的な感情じゃなくてほんとにゲイなの?」なんて言っているし、あくまでも彼らは「普通」のおじさんらしい感覚の持ち主だ。普段から同性愛や差別について意識しているという感じでもない。
でも、富澤さんと伊達さんの受け止め方はフラットで、同性愛という点にだけ注目するのではなく、質問したリスナーさん個人を見ようとしている。最後に、リスナーさんと好きな相手との現在の関係や、これまでの経緯を長文でもいいから教えてほしい、と二人は頼んでいた。伊達さんが付け加えた「よろしければね」という言葉が温かかった。なんだよ、サンドウィッチマン。好きだ。ラジオで「娘が一緒に風呂入ってくれなくなった…」と落ち込む伊達さんもかわいかった。「ラジオやらせろ」は二人だけで話していて、笑かそうとしすぎてないところも好きだな。