なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

遠いような近いような台湾

今日はネットフリックスで映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』(2017年)を見た。ネタバレあります。

この作品は、facebookで出会った日本人男性茂木さんと、台湾人女性リンちゃんのラブストーリー。途中リンちゃんの元彼が出てきて茂木さんが妬いたり、お母さんが横やりを入れてきたり、こてこてのラブコメ。定番だな~ちょっとかゆくなるけど夢あるわ~と思いつつ見てたら、なんと基になった実話があるそう。ロマンチックなこともあるものだ。世の中捨てたもんじゃない、のかもしれない。

特筆すべきは、リンちゃん役の女優さん(ジエン・マンシューという名前らしい)のかわいさ!顔が驚くほど小さくて、華奢で、弾けるような笑顔がすてき。茂木さんと電話してるときの表情とか、そのあとに浮かれてるシーンかわいかったなあ。好きな人と電話するのって緊張するけどにやけ止まらなくなるよなあと、少ない恋愛経験から精一杯の共感をした。
日本語で検索しても色々な記事が出てきたので、結構有名な女優さんなのかな。「台湾のカトパンと名高い~」と書かれてたけど、それって、どう解釈すればいいのか。職業も違うし。私は、笑った顔が少し清野菜名ちゃんに似ていると思った。

茂木さん役の中野裕太くんは、仕草や表情の作り方がアメリカンな感じ。何年も前、平成教育委員会で見た以来かも。
ワイルドな見た目に反して奥手な茂木さんは、「リンちゃん押してるんだからもうちょっと頑張れよ~!」と思ったけど、かわいらしかった。

ちなみに脇役では、ミラクルひかるを思い出すキャラ濃いめのリンちゃん母や、蛭子さん演じる茂木さん父が良かった。蛭子さん父で、中野裕太くん息子って、全然顔のテイスト違うよね。

映画の公式サイトはこちら。
http://mama-dame.com/
作品の基になった実在の二人も良い雰囲気。
キャスト紹介で、「ここでそれ書く?」という波瀾万丈な半生について書かれてる俳優さんもいて面白かった。