今日のアクセス数はなぜかひときわ多かった。休日でもないし、私の好きなものや人が話題になったわけでもなさそうなのに不思議。これを勢いにして久しぶりに更新してみます。カネ恋のシナリオラストまでネタバレあり。
- 作者:大島 里美
- 発売日: 2020/10/20
- メディア: 単行本
あと、「モンキーパスの重役が長年粉飾決算を行い、猿渡社長や鴨志田さんも罪悪感を抱きつつ加担。鴨志田さんが匿名で内部告発」→「猿渡くんが早乙女さん・板垣くんの助けを借りて不正を調べて告発」→「重役と猿渡社長が逮捕される」という流れはヘビーで驚いた。予定通り8話完結していたとしても、内容の濃いスピーディーなドラマになったはず。父親の存在をのりこえて成長するというのはある種古典的ではあるけれど、猿渡くんの人間的な成長がよく描かれていたと思う。それに、先代の伝統や真心が売りっぽいモンキーパスが経営危機に苦しんでいたというのも世知辛い設定で好き。概ね定番だけど、一筋縄では行かないドラマだった。