昨日心に決めたことがあり、それを親しい友達に報告した。
それは恋愛関係の決心で、私にとっては異例のことだった。
私はずいぶん前から、人生何が起こるかわからないと思っている。恋愛感情はその最たるものだから、安易に期限をもうけたり未来を約束したりしないように心がけている。
そう言うと、「恋愛は責任なんて取らずに軽い気持ちで楽しみたい」派かと思われそうだけど、そうではない。むしろ激重人間だ。
結婚願望はない。性行為をしなくても干からびない。だから、人間として大好きな人と付き合うようにする。そうすると、なんとなく惰性でとか、自分が未熟で誰でもいいから甘えたいとかいった理由で付き合い続けることが、非常に苦しくなってくる。
相手に申し訳ないし、申し訳ないと思いながら自分をごまかして付き合っている状況も苦しい。
別に付き合うのに良い理由悪い理由なんてないし、「今弱ってて甘えたいから」も十分な理由である。しかし、とにかく自分の感覚としてそれは苦しいのだから少し難儀だ。
そういうつらい状況を避けるために、一つの区切りを心の中で決めた。〆切みたいなもの。実際にはその〆切を守れない可能性もある。でも、〆切までの間に、心に決めたことを守れる人間になっていたいと思う。
報告した相手には直接関係のない話だったけれど、友達はきちんと受け止めてくれた。
そして、その決意を守らなかったとしても自分は何も言わないと付け加えてくれた。ありがたかった。
世の中には自分の分身なのかと思うくらいよく似た思考回路の人がいるものだ。
なんでこんなことを書いてしまったのか、6月だからか。
スガシカオさんのファンカゲリオンを思い出した。
http://j-lyric.net/artist/a000655/l0206a3.html
「6月はいつも私おかしくなってしまうの 体中血が止まってしまうみたい
ねえ今、この気持ちをばかにしたでしょ? めんどくさいやつって人に言うでしょ?」
という歌詞が印象的で好き。憂鬱なときに聞くととても攻撃的な気持ちになるけど…。
今日はフラットに聴けた。
実際のところ一番苦手で、体中血が止まりそうなのは真夏。
いつも11月か12月が続いてほしいと思うものの、そうしたら寒い地域に住んでいる人は大変だろうな。