なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

ドキュメンタリー『ダイアナ妃の告白』感想2

昨日見るの断念しそうと言ってた『ダイアナ妃の告白』、なんとか見終わった。ネタバレあります。ちなみに昨日は5分くらいしか見てない段階で↓を書いたけど、全部見たらとても悲しかったよ。過食症や自殺未遂、うつ状態の話が頻繁に出てくるので、調子が悪い人は控えたほうがいい内容だと思う。

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元々チャールズ皇太子とダイアナ妃がもめた話や、チャールズ皇太子がダイアナ妃と結婚する前からカミラ夫人と特別な関係で、結婚後もそれが続いた話は知っていた。それでも、「チャールズ皇太子に良い印象はないけど、このドキュメンタリーはあくまでもダイアナ妃視点で作られたものだし、ある程度偏っているということをふまえて見ないとな……まあチャールズ皇太子にも色々あったんだろうし……」などと冷静に見始めたものの、激怒せざるをえない内容だった。
もちろん夫婦だった当人たちにしかわからない部分はあるだろうし、ダイアナ妃が慣れない生活で傷つきやすい状態にあったと考えられるけど、それにしてもチャールズ皇太子モラハラの典型にしか見えなかった。ダイアナ妃が離婚した後早逝してしまったことも含め、あまりにも気の毒。
それでも、ダイアナ妃がインタビューなどで自分の意思を表明できたことや、「君主制のあり方を変えたい」「ウィリアムには父親からも学んで洞察力を身につけてほしい」といった彼女の願いが少なからず叶ったのは救いかなと思う。