なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

カネコアヤノの「アーケード」

今日はよく晴れていて、気分が良かった。ふと思い立って記事をふたつ非公開にした。ひとつは恋愛に関する個人的な話で恥ずかしかったやつ、もうひとつは北村匠海くんギョンスに似てません?という内容のやつ。北村くんの噂について「ほんとでないといいなあ」と書いているだけだったけど、意外と検索から来る人が多いので、ちょっと悪いことをした気になっていた。
ともあれ、今日はカネコアヤノちゃんの「アーケード」という曲について書きたい。この曲まさにカネコアヤノの良さが出ている〜と思って最近よく聴く。散歩中に聴くと牧歌的な(?)気分になって最高だ。ライブバージョンだと結構激しめに歌ってるけど、個人的には音源のほうが好きかな。


カネコアヤノ - アーケード @ Alternative Tokyo

この曲、正直すぎて暴言めいた歌詞もある。
「仕事も真面目に行かないし 誰かの言うこと聞きたくない すべてのことに理由がほしい」なんて、歌詞だけ見たらそんな身勝手な……という感じなんだけど、なぜかきいていると心地よい。よく野原しんのすけと似た声だって言われているけど、その声やカネコアヤノ本人の持つ雰囲気のせいか、全然嫌な感じがしない。
「君って歯並び悪いね 今気づいたよ」という歌詞も好きなんて、実際に人から言われたら結構な悪口だ。でも、この歌詞には親友や恋人のちょっと情けないところや弱点を「かわいいな」って愛おしむようなニュアンスがある。冒頭の「喫茶店はアーケード内 さらに今日は曇り空 太陽がいなくっちゃ上手にターンもできないや」という歌詞が曲の雰囲気を明るくしてる感じがするな。曇り空なんだけど。いい曲だ。