なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

映画『放課後ソーダ日和 特別版』感想

少女邂逅』のアナザーストーリー『放課後ソーダ日和 特別版』見た。ネタバレあります。


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クラスメイトなのに接点がなかったモモ・サナ・ムウ子の3人が、ひょんなことから仲良くなって、途中すれ違いもしつつ、少し成長する話。3人はクリームソーダのとりこになってクリームソーダめぐりをするようになるのだけど、その喫茶店が、『少女邂逅』のミユリ・紬が行っていた店。ミユリちゃんが就活生の格好で喫茶店の前を通る描写があるので、『少女邂逅』から数年後のお話らしい。ミユリとモモ・サナ・ムウ子が直接絡むシーンはないけど、ちょっとだけミユリと紬の幸せな回想シーンが出てくる。サナちゃんの家はお母さんが早くに亡くなって父子家庭。最後に出てくる父子でクリームソーダを飲んで話すシーンは心が温まる。とともに、紬の父親を思い出してその差に辛くなったりもしながら……。全体的にほのぼの映画。台詞はちょっと照れるところもあるけど、いいこと言っていて「私、女子高生に教えられてるわ…」と思いながら見た。『少女邂逅』で傷だらけになったところに絆創膏を貼ってくれる感じの作品。ちなみに、モモちゃんは小松菜奈ちゃんとレドベルのジョイちゃん(デビュー当時)にちょっと似ている。