なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

よすがにもほどがある

劇場版エヴァンゲリオンの公開に合わせて、宇多田ヒカルのOne Last Kissも配信開始。せっかく早く寝ていたのに、この曲が気になりすぎて深夜に目が覚め、そのままヘビーローテーションして今に至る。


宇多田ヒカル『One Last Kiss』

映画の予告で聞いたときから好きだったけど、もうとにかく良い。ホームビデオっぽい映像と神秘的な曲の組み合わせがえも言われぬ良さ。基本的に明るくて楽しそうな表情が多いなかに、夕焼けをバックにした憂いを帯びた横顔が時々入るのが宇多田ヒカルだな~~って感じ。「寂しくないふりしてた」と「誰かを求めることはすなわち傷つくことだった」の間に「まあそんなのお互い様か」っていう独り言のようなラフな言葉が入るのがまた宇多田ヒカル…。宇多田ヒカルって感じ、しか言っていないような気がするけど、好みの曲すぎて今はそれしか書けない。

記事タイトルのよすが、は宇多田ヒカルのOne Last Kissはもちろんのこと、色々これはよすがだわと感じるものが多かったので。カネコアヤノのアルバム『よすが』もとても楽しみにしている。アヤノちゃんは曲がいい上に曲名から素晴らしいので期待がふくらむ。先行曲の『閃きは彼方』も良かった。

kanekoayano.net

「音楽(or本or映画)で変わるほどお前の人生ちっぽけなんかい」みたいな言葉を真に受けるより、変わるか変わらんかはともかく心動かされることを幸せだと思い続けたいな。