なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

小旅行

数駅離れたところを旅して家に帰ってきた。旅先は駅の近くのショッピングモールと猫のいるカフェ以外に目立ったものはなかったけれど、とても気持ちが楽になった。初めて膝に乗ってきた猫を長い時間触れる機会があった。猫を毎日撫でられる生活なら、心の病気になっていないんじゃないかと思うぐらい癒やされた。

帰りにいつもの道を歩きながら、いつもは見ない花をしげしげと見たりした。乏しくなっていた感受性が戻りつつあるのに気づくと、時々涙が出る。休職するまでのこともまた思い出した。職場への信頼をどんどん失って話しても無駄と思うようになったこと、もっと前向きに周りを信じても良かったかもしれないこと、たまたま合わない人や環境と遭遇して自分が追い詰められてしまったこと。

相変わらずよく眠れなくて困っているが、一歩前に進めた気がする。明日は調子がよかったら、ダイアナ妃のドキュメンタリー映画を見に行く予定。劇場で映画を見るのは久々だ。あくまで調子がよかったら、にしておく。