なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

2022年のふりかえり

今年はほとんど療養生活だったが、その中でも色んなことがあったのでふりかえってみる。

1〜3月は新しい職場に溶け込もうと必死に働いていた。途中職場への不満がつのり始めて、とくに3月はぎりぎり職場に行っている状態だった。思えばこのときに本格的に治療を始めたほうがよかった。

4月はあまり好きではない上司がいた部署から異動になった。しかし、疲れがたまった状況で繁忙期の部署に移ったためすぐに体調を壊した。2日間どうしても職場に行けず、近くの精神科に駆け込み適応障害での休職が決まった。

4〜7月は体調が悪く、あまり思い出したくない期間。とくに6月最後から7月初めは布団から動くのも難しく、水やチョコレート、バナナだけを摂っている日も多かった。このときは抑うつ状態がひどくて、通院もきつかった。復職なんてまだ全然考えられないし、そもそも社会復帰できるのかと頭を抱えていた。

休職延長になり、8月は少し体調が良くなった。この間に恋人ができたりもした。と思ったけれどささいなことからまた悪化。9月には持ち直し、病院に行くことや日常生活のあれこれ(入浴や買い物など)が少し楽になる。人と会って話せそうだという気分になってきたので、転職も考え始めた。それでも正社員でなくパートにするだろうと思っていた。まだ復職か転職か悩んでいると、「まだ決められない段階なら休職を延長した方がいい」という話を病院でされる。行けそうなのになあと思いつつ、再発の怖い病気なので、休職を延長した。自立支援医療制度申請用の診断書にはうつ病と書かれていた。休職の診断書とは違う病名で、これはいまだに謎。でも長年の抑うつもあったので、どっちでもあると思う。このあたりから、メンタルケアの本を熱心に読み始める。精神科の薬についての本も読んだ。

10月に薬が変わり、一旦調子が落ちる。また調子が悪くなった、本当に治るのかなあと少し不安になる。しかし薬がなじんできたのか調子が良くなり、11月には抑うつ状態がほとんど気にならなくなった。ようやく復職を考え始める。

面談を経て、12月半ばからリハビリ出勤を始めて今に至る。まだ半日勤務だけれど、抵抗なく出勤できている。今の困りごとは眠りが浅いこと。でも、職場環境に関してはとくに問題なく、周りも快く受け入れてくれたので本当にありがたかった。

こんな山あり谷ありな一年でありながら、年末までに復職(正式な復職はまだだけど)できてよかった。自分の生き方をとことん見つめ直した一年でした。