なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

雨降り

ここ数日調子が悪くて家から出られなかった。今日は大雨でまた外出取りやめ。もう少し雨足が収まったら出られるかもしれない。 病院から休職中は毎週来るように言われて、これまでは月1通院だったので、多いなと思った。でも実際休んでみると、色々話したいことも出てくるからちょうどいいかもしれない。

最初の数日はもう無理しなくていいんだな、休めるという気持ちが大きかったけど、今は不安や心配が大きくなってきた。割り切ってお茶してみるかと思うときもあれば、休んでいるのに、と気がとがめるときもある。だからって寝ててもしょうがないんだけど、自分のこととなると罪悪感がある。職場関係の手続きもあるし、休んでいてもすぐ心が解放されるわけじゃないと気づく。

色々考えることはあるけど、年上の人から「人生なんとかなる」って言ってもらえたのがシンプルだけど一番うれしい言葉だった。

大したことない

昨日に引き続き、また一つ職場に行ってやったほうがいいことが増える。放っておけば他の人が休んでますって伝えてくれて済むようなことだけど、やっぱりやらなきゃと思ってしまう。

本当はやらなくてもいいけど、やるべきだと思うことが多すぎる。結局心の端で嫌われるのが怖かったり戻ったときのこと考えているんだろうけど、そんなことより自分の体調を優先できるようになりたい。ともかく職場から電話が来たときに相談しよう。 休んでいるけど休めてないな。難しい。

こまごました困りごと

引き続き明るくない内容のブログが続くので、余裕のある人だけ読んでもらえればと思ってます。

今日は昨日に比べると調子が良かったものの、心配ごとがあるのと、滅入るような記事を見て落ち込んだ。大きく分けて二つのことについて書く。

まず、提出書類でどうしても職場に行かないと確認できない内容があり滅入った。たぶん然るべきところに相談すれば提出は延ばしてもらえるけれど、相談をするのも気が重い。
私自身毎日仕事嫌だなあとは感じつつも、人間関係に問題があるわけでもなく、薬も飲んでいるし、突然会社に行けなくなるとは思っていなかった。ちょっと書類を取りに行く、上司に相談するということのハードルがこんなに上がるとは。先週の土日は普通に休日を過ごしていたのに、自分でも不思議だ。周りの人はもっと不思議だと思う。
たしかに先週、仕事中にひどく気が滅入ったし、日曜日も人と会った後に月曜日を思い出して憂鬱になった。でも、日曜の夜なんて大抵そんなもの。翌朝いつもどおり薬を飲んで出勤して、時々滅入りつつも周りの先輩に聞いて回って一日が終わると思っていた。もう何年も心の不調があっても職場では何にもないふりをしてやってきた。よほど酷いときでも一日休んで翌日には出勤できた。調子が悪いときは、仕事以外での負担を減らし、仕事でも頑張りすぎないようにしていた。新しい環境で忙しく残業もあったけれど、それほど長くはなかった。一番長くて3時間ほど。それでも自分のキャパシティーを考えて、気が引けても大体一番に帰るようにしていた。でも、無理だった。「水があふれる」ってこういうことかなあと思う。
職場の人に「気がつかなくて申し訳ない」と言ってもらったけれど、たぶん、こんなの気がつくはずもない。自分だって気がつかなかったし、パワハラをされたわけでもないのだから。お医者さんや看護師さんと話をしてやっと、消耗しきっているのがわかり始めたぐらい。

もう一つは、休職中に何をするかについて。もともとGW中に遠出をする予定があって、とても楽しみにしていた。今も、本や映画に長時間集中することは難しいけれど、youtubeや野球は見ている。それなりに楽しんでいる。でも何をするのがいいんだろうなあとか、バカンスだと思って何でもしていいと言われたけど、何となく気が引けるなあとか色々考えていた。
そんなときに休職中の過ごし方についてネットで見ていたら、「休職中の社員が旅行などをすることへの是非」「見える形で平日に遊んでいると、他の社員に不公平感が生じる」「会社側で休職時にある程度取り決めをしておくのも手」といった内容が出てきた。会社や他の社員からすれば、休んだ人の分のしわ寄せがあるんだから大きな問題とは理解しながらも、少しつらい。

でも、私がここ最近感じた「何となく気が引ける」「申し訳ない」「情けない」「他の人に比べて甘えているんじゃないか。仕事なんて誰でも嫌だし」みたいな気持ちが、自分を追い詰めているんだろうな。うーん。でもへこむ。そんな日。

たまにはそんな日も

休職し始めたばかりで何もする(できる)ことがないので、とりあえずブログに記録しておく。
今日はPMSの時期も重なり、不安な気持ちが高まってきた。もともと、休み始めはこうなるだろうなあと思っていた。休んでいる期間がまだ短いし、自分の中での申し訳なさも強い。そんなときに限って、母親から最近仕事どう?なんて連絡が来る。最近忙しいのと気力不足で、実家にもなかなか帰れていない。私が何年も前から心療内科に通っていて、今は休職しているなんて知ったら悲しむだろうなあ。そう思いながら当たり障りのない返信をした。
私の母は優しい。若いときに色んな苦労があったからか、私がつまずいても一方的に責められたことはない。でも言えなかった。もし何かの拍子にばれたとしても、怒られはしないと思う。でも今日は嘘をついた。いつか言える日が来るといいなあ。
ネットを検索したら、同じような嘘をついた人が沢山いた。その気持ちを思って涙が出た。

ちゃんと休んでいます

先日会社を休んだ話を書いた。結局翌日も会社に行けず、連日病院に行った。
言い回しがヒューマン物の映画みたいな院長に、引き続き診てもらう。2日仕事に行けなかったこと、これまで何年も一進一退でしのいできたこと、朝着替えまでしたのに涙が止まらなくて出勤できなかったこと。色々考慮して、もう休むしかないだろうなあとか、病名も聞く必要があると思った。でも、実際に病院に行くとはっきりと言い出せない。前日にも病名を聞くのが怖いか聞かれて、怖いので聞くのをやめた。
でも、そんな人を何人も見てきているらしいおじいさん医師にはバレていて、「拒否してるのは体ですか、心ですか」と聞かれた。どちらかわからないけど、涙が出ると答えると、「吐き気とかは、体の拒否反応です。涙なら心です」と言われた。「どのぐらい休みましょうか」と休養のための診断書を書かれた。好きなことしていいですよ、風呂なんて入らなくてもいい、バカンスだと思って。でも食べ物は食べたほうがいい。だんだん動きたくなるから、と言われて涙が出た。
家庭環境が複雑な中で就職も遅くなって、「今度こそ私がちゃんとしなきゃ」と思っていたと話すと、「必要なときに休むのは、ちゃんとしてないわけじゃないですよ」と返された。消耗しきっているんだから休みなさいと言われて、また泣いた。
言われてみれば、こんなにすぐ涙が出て、何日も前にあげた洗濯物が部屋に転がっていて、お風呂も化粧も洗顔も一苦労で大丈夫なわけがなかった。実際、休み始めたらびっくりするぐらい眠っている。悪夢は見るけれど。
そういうわけで、不安はあるけど、これまでのなかで一番ちゃんと休んでいます。

心の隅の話をしよう

カネコアヤノの「わたしたちへ」の「私でいるために心の隅の話をしよう」という歌詞が好き。今日は心の隅の話というか、久しぶりに心身の不調の話を書く。ナイーブな話も多いので、心に余裕のある人だけ読んでもらえれば。



随分昔に書いたと思うけれど、数年前から不眠と不安や落ち込みに悩まされて心療内科に通っている。ここ2年ほどはいいときも悪いときも薬の内容をほとんど変えず、月1回の受診でやってきた。飛躍的に良くなるわけではないが、劇的に悪くなるわけでもない。症状が悪くなったときにたまに強い薬を試したこともあったけれど、そのあとの気分との落差や頭痛などがあり、合わなかった。そもそも色んな種類の薬を飲むのが苦手なので、不安と不眠で2種類だけ飲む。
それでなんとかやってきたけれど、ここ2ヶ月は職場環境の変化や人間関係に悩むところもあり、仕事に行けない日があった。今日もそうだった。体の調子も良くなかったので、表向き風邪で休むことにした。周りが心配するぐらい陰気に仕事をしていたので、休めるようになったのはかえって進歩だと思う。
また、もともと週末にかかりつけの病院に行く予定だったけれど、あまりに調子が悪く、薬もなかったので、近くにある心療内科に行った。このご時世、心療内科なのに当日で初診患者を見てくれるところは珍しいと思う。院長先生の診断は短かったけれど親切で、事前に他の方が聞き取りもしてくれたので気分が楽になった。結局、これまでと同じ薬で、新しい環境に慣れるまで飲む頻度を増やすことになった。あんまり薬を沢山飲むのは好きではないけれど、朝・昼・晩に飲むようにすれば、仕事から帰った後に一日のふりかえりや家事ができていいのかもしれない。今日も、薬を飲んだおかげで、ブログを書く余裕ができた。
ここ2ヶ月は、家に帰るとほとんど何もできなくて、皿洗いとトイレ掃除が精一杯だった。朝も薬を飲んでなんとか起き上がり、お風呂に入ってバタバタ出勤していた。平日のご飯を全部宅食にしたりクレンジングシートで化粧を落としたりして、なるべく負担を減らした。料理や掃除、適度な運動が気分転換になるのは知っている。でも日記も書けない、化粧も最低限、爪を切るのも髪を乾かすのも面倒で、趣味に長時間集中するのも難しい状況では、職場で「普通の人」になることに注力するしかなかった。ただ、それも難しくて体調が悪そうだと心配されたのだけど。
これまで、病院に行っていない期間も含めて、学生の時から波の激しい性質で苦しんできた。時々学校をサボったり、仕事を休んだり、比較的自由がきく仕事をしたりして生活してきた。大学院にいた関係できちんと就職したのもつい最近。親を安心させたい気持ちや、奨学金を借りてまで大学に行ったのにという気持ち、気軽に休養を考えられる年齢ではないというのもあり、「普通でいたい」と思ってきた。気をつかわれるのが苦手で、職場でも家でも心の不調については話していない。結婚するつもりがないから、経済的に自立したい気持ちも強くて、辛くても頑張ろうと思っていた。でも、それももう限界なのかなあと思い始めている。
なにしろ、仕事内容や周りの人がどうという以前に、人が周りにいるだけで緊張する体質だから、仕事がひどくつらい。長く職場にいて頑張れるならいるけど、時間が経つごとにどんどん気が張って不安が大きくなる。ちょっとしたミスで励まされたり、仕事が立て込んだりしただけで、涙が出そうになる。そんなに気を張らなくていいと言われるし、わかっているけれど、それができない。
もう休みたいなあ。今までどおり薬や時々の問題にならない程度の爆発(?)でしのいで会社員を続けるのは、正直無理かなあと思う。この10数年ずっと、基盤がもろいところになんとか立っている気分。他の人が休職してもなんとも思わないのに、自分が「病人」になるのは怖いんだと思う。病名を聞くのが怖くてまだ聞いていない。病人でもあり人間でもあるのは自然なことなのに。短期的なお金の問題は、なんとかなると思う。でも、休んだとしてその先どうなるのかわからない。きっと、明日は会社に行くと思う。でもこれからどうしよう。ぐるぐる考えている。

3月が去る

色々たてこんでて、あっという間に3月も終わり。最近は体も心も疲れていたのだけど、つい「〜しなくちゃな」って思っているのを一つ一つほぐすように心がけたら少し良くなった。たとえば、「仕事で早く帰るから、朝は早めに〜時に出てしっかり準備しないと」とか、「お弁当は毎日作らないと」とか。最初はきっちりやれてることが自信になっていても、疲れることがある。別に誰かが言った義務ではなくて、自分で勝手に決めた制約なんだと認識して、自分をいたわるのが大事だと思う。
でもそれが難しい。なんだかんだ人によく思われたかったり、失敗したくなかったり。だけど、嫌うことにも嫌われることにも耐性をつけたい今日このごろ。難しい。
来月は自分に優しくする。まあ、毎月優しいけど、もっと。