なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

一呼吸おくこと

基本的に、堪え性がない。特に仲の良くて信頼している相手には何でも話したり聞いたりしてしまう。ちょっとまずいかな、と躊躇した心境まで直接相手にお届けしてしまう。蛇足、無粋といった言葉が当てはまる。

そんな自分にしては珍しく、仲の良い友達への大事な質問を、一旦取っておくことにした。今聞いてもしょうがない、時機は今ではない。聞きたくてしょうがないはずなのに、同時にそんな気持ちがわいてきたのが不思議だ。成長したのか。時機なんて見ていても仕方ない、さっさと聞こう(言おう)といういつもの私はどこに行ったのか。いや多分、案外近くで息をひそめている。

それでも今日は不思議と穏やかな気分になれたので、宇多田ヒカルのWINGSを聴きながらこの日記を書いている。ちょうど歌詞が今の気分と合って心地よい。「明日にそなえ出来ることもあるけど早めに寝るよ、今日は あなたの前で言いたいことを紙に書いて夢見てるよ大空」って、ほっとする歌詞だ。今週も長い。ゆっくりしよう。