なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

夕食後の睡魔

人や自分の体験や感情を、パターン化して理解するの、あんまりよくないよな、とふと思う。

たとえば、友達が失恋してショックを受けているところに、既婚男性が声をかけて不倫が始まったとする。それで友達が悩んでいるとする。もしそんな話を聞いたら、「失恋して弱ってる所につけこんでくるなんてよくあるパターン、止めたほうがいい」と思うだろう(直接物申さないにしても)。でも、たとえよくあるパターンだったとしても、その友達の苦しみは、似たような経験をした人の苦しみと同じものではない。
これが自分の話となるとまた厄介だ。真剣に悩んでいる自分を「あーいるいる、こういう人」と俯瞰で見て陳腐化してしまう。でも自分の悩みがどんなに世間的にありふれたものであろうと、つらいものはつらいもんな。
……ということを、宇多田ヒカルがParodyで歌ってくれている気がする。歌詞↓
http://j-lyric.net/artist/a001c7c/l000bfb.html
この曲、ライブで歌われたことあるんだろうか。あったら見てみたい。