なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

化粧の効果

毎日マスクをして出勤し始めた3月後半から、化粧をさぼっていた。これには体調が悪くて朝なかなか起きられない、ファンデーションや口紅をしっかり塗るとマスクが汚れるといった理由もあったけど、正直なところ化粧がめんどくさかったのが大きい。
が、在宅勤務が始まってしばらく経つと、「外に出ない日でも化粧をしてみようか」と思うようになった。なにしろ外出しないで一日中パジャマでいると、なんとなくやる気が起きない。それにすっぴんだといつでも寝られる。これでは生活リズムは崩壊してやるべきことも進まない。ということでここ数日軽く化粧をしている。結論として、生活が豊かになった気がする。
まず化粧をした場合、すっぴんに比べて顔色がいい。鏡を見ると、実態はどうあれ元気そうな人が映っている。久しぶりにアイシャドウやチークを塗ると、こんなに発色よかったっけ?と思うほど色がつく。しばらく土気色の自分の顔ばかり見ていたので、その差は歴然。しかも、化粧をしているうちはちゃんと起きていられる。化粧をしたまま寝ると顔がパリパリになってしまうから。総じて気分がいいし、当たり前に使っていたいつもの化粧品のありがたみを感じた。とくに顔を明るくするタイプの化粧下地とかファンデーションはありがたい。口紅もこんなに可愛い色だったかなと思う。化粧についてそんなに詳しくないけれど、本当に楽しい。義務感からでなく、自主的にやっているからなおのこと楽しい。
それと、人との接触が少ない在宅勤務も自分には向いている。来年転職するつもりだけど、今回の騒動にかかわらず、基本在宅でできる仕事に就ければいいのにすら思う。いいなあ、在宅勤務。