なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

あなたなしでは生きてゆけない

ウェットティッシュが好きだ。
毎日ミニサイズのものを持ち歩いていて、ことあるごとに使う。私のウェットティッシュ歴は短く、多分2年ぐらいだ。最近では替えが2、3個ないと不安になる。
お茶や食べ物がこぼれてしまった所を拭く、出先で気づいた服の汚れをとる、手を拭く、汚れている持ち物を拭く、鏡を拭く。テーブルを拭く。口を拭う。大活躍である。もはやウェットティッシュで拭いていいのかわからない素材でも拭いてしまう。ずっと前から使っていた人にとっては当たり前の長所の数々なんだろうけど、今まで乾いたティッシュやハンカチでしのいでいた私にとってこれは革命だった。
私がウェットティッシュを長いこと使っていなかった理由の一つは、きっと「拭いたあと湿るから」だろう。もちろん、ウェットティッシュを使えば、それほどベタベタにはならないにしろ、濡れる。テーブルを拭いたなら、乾いたティッシュで仕上げをする必要がある。でも使ってみれば、そんなのは些細なことと思える便利さである。

ちなみに100均でウェットティッシュを選ぶのも好きだ。最近はウェットティッシュ一つとっても、シンプルなものからキティーちゃんやディズニー、くまもんなどのキャラクターものまでバラエティに富んでいて楽しい。私が今持っているのは、『ウォーリーをさがせ!』のウェットティッシュ。パッケージにウォーリーとしろひげが潜んでいるらしい。半分以上使ったが、まだ2人とも発見できていない。
ウォーリーはいいとして、しろひげは何なのか。今まで探したことのない未知のキャラクターを「さがしてみてね★」と書かれても困る。一見ハリポタのダンブルドア校長に似ている。説明によると、「偉大な魔法使い。魔法でウォーリーを旅に連れて行きます」とのこと。重要人物だった。今までウォーリーがありとあらゆる場所に行けていたのは、彼のおかげだったのか。それなら大人しく探そう。使い切るまでに見つけたい。