なんの変哲もない日

この田舎の犬は都会で死ぬかもしらん

100記事目

ブログを始めて、これが100記事目だ。ブログ100日に合わせて100記事目を投稿しようかなとか、何か特別な記事を投稿したいとか考えてはみたものの、何も思い浮かばなかった。普段と同じくらいの心持ちで書こうと決めた。

今日は、良い記事を読んだ。
中村うさぎさんがゲイの男性との20年の結婚生活を振り返る内容だった。夫婦の生活スタイルやお互いへの感情、強い信頼関係などが語られていた。そのあたりは、中村さん自身の言葉を読んだほうが伝わりやすいと思う。実際の記事はこちら↓
中村うさぎ、ゲイの夫と結婚20年「ねえ、あんた、なんでここまでしてくれるの?」」(2019年)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190930-00016152-jprime-ent


私自身、恋愛や結婚については複雑な感情がある。いまだに恋愛関係が一定期間続いた先に結婚があると考えられていることに疑問を感じるし、かといって、「恋愛と結婚は全く別物」とも思わない。この点は人によるだろうけど、私は人生の長い時間を一緒に暮らせそうと思えない相手とはそもそも付き合えない。それは結婚を前提としない恋愛が無益だと考えているのではなく、そんな相手といても楽しくないからだ。私がデミセクシャルと呼ばれる性質を持っているのも、こうした考え方をする理由の一つだろう。デミセクシャルとは、「きわめて親しい関係の人にしか性欲を感じない」指向だという。この言葉を知ったとき、とてもほっとするというか、救われたように思った。それまでは、性的に潔癖なのかと言われると、違うそういうことじゃない…という違和感があった。
私がデミセクシャルという言葉を知ったのはこの記事↓
「新種セクシャリティ「デミセクシャル(半性愛)」が確認される! 性欲が“ないのにある”新しい愛の形とは?」(2017年)
https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201709_post_14309/


話が少し逸れたけれど、これから色々な形の結婚が広く知られていくといいなと思う。中村さんのように、友情関係や相手の生活事情から生じる結婚は、シェアハウスのようでいい。相手だけが著しく経済的に困っていて…といった事情があるといびつな関係になりそうなので、対等な関係が重要になるだろうけど。結婚の自由度が高くなればいいな。